街中で、ソールに穴が空いた特徴的なシューズを見かけたことはありませんか?それがスイス生まれのスポーツブランド「On(オン)」です。今、ランナーの間で爆発的な人気を誇っています。
おしゃれな見た目はもちろんですが、一度履くと病みつきになる「走り心地」が最大の魅力です。今回は、数あるモデルの中からOnのランニングシューズおすすめ5選を厳選して紹介します。
「種類が多すぎてどれを選べばいいかわからない」という悩みも、この記事を読めばすっきり解決するはずです。新作の特徴やモデルごとの違いを比較して、あなたのランニングライフを変える一足を見つけましょう。
Onのシューズが多くのランナーに選ばれる理由
Onがこれほどまでに支持されているのには、明確な理由があります。単なるブームではなく、走る楽しさを根本から変えてくれる魅力が詰まっているからです。
まずは、Onならではの3つの大きな特徴を見ていきましょう。
スイス生まれの洗練されたデザイン
Onのシューズは、余計な装飾を削ぎ落としたシンプルなデザインが特徴です。従来のランニングシューズに見られる派手なロゴや蛍光色とは一線を画しています。
機能美を追求したその姿は、まるで工業製品のような美しさを持っています。ランニングウェアだけでなく、私服に合わせても違和感がないのは嬉しいポイントですね。
雲の上を走るような不思議な感覚
ブランドのキャッチコピーは「雲の上の走り」。これを実現しているのが、着地した瞬間のふわりとした柔らかさです。
アスファルトの硬い衝撃を感じにくいため、足への負担が驚くほど軽くなります。初めて履いた瞬間に「あ、これまでの靴と違う」と直感するランナーが多いのです。
ランニングだけでなく街歩きにも合う見た目
機能性が高いのに、街履きとしても一流のスタイルを持っています。仕事の行き帰りに歩いたり、そのままジムに行ったりするのにも最適です。
「走るためだけの靴」ではなく「生活の一部になる靴」として使えるのが、現代のライフスタイルに合っているのでしょう。
「CloudTec」という独自のクッション技術とは?
Onのシューズを語る上で欠かせないのが、あの独特なソールの形状です。「CloudTec(クラウドテック)」と呼ばれるこの技術こそが、Onの心臓部と言えます。
なぜあのような穴が空いているのか、その仕組みを簡単に解説します。
ホースを切ったような独特なソールの穴
ソールを横から見ると、ゴムホースを輪切りにしたようなパーツが並んでいます。これが一つひとつの「クラウド(雲)」パーツとして機能します。
ただのデザインではなく、着地と蹴り出しの動きに合わせて形を変えるための、計算された構造なのです。
着地の衝撃を吸収して足を守る仕組み
足が地面に着いた瞬間、この穴が潰れることで衝撃を吸収します。垂直方向だけでなく水平方向の衝撃も吸収してくれるのが大きな特徴です。
長い距離を走っても膝や腰が痛くなりにくいのは、このクッションシステムが優秀だからなんですね。
蹴り出しの瞬間に力が伝わる構造
ここが面白いところなのですが、着地で潰れたソールは、蹴り出しの瞬間に元の形に戻ろうと反発します。その反発力が推進力となって、体を前へと押し出してくれます。
「柔らかいのに、ぐらつかない」。この相反する感覚を両立させているのが、CloudTecのすごいところです。
自分に合う一足を見つけるための選び方
Onにはたくさんのモデルがあるため、見た目の好みだけで選ぶと失敗してしまうこともあります。自分の走り方や目的に合ったものを選ぶことが大切です。
ここでは、選び方の基準となる3つのポイントを紹介します。
走る目的や距離に合わせて選ぶ
まずは「どんなシチュエーションで使いたいか」を明確にしましょう。健康維持のジョギングなのか、フルマラソン完走を目指すのかによって選ぶべきモデルは変わります。
普段履きがメインで時々走る程度なら、カジュアル寄りのモデルを選ぶのも一つの正解です。
クッションの柔らかさと厚みで選ぶ
最近のトレンドは厚底ですが、Onの中にもクッションの厚みにはバリエーションがあります。雲のようなフカフカ感を重視したいなら、厚底モデルがおすすめです。
逆に、地面を掴む感覚やスピード感を大切にしたい場合は、ソールが薄めのモデルを選ぶと良いでしょう。
足の幅やフィット感で選ぶ
Onは海外ブランドということもあり、モデルによっては足幅が少し狭めに作られています。特に足の甲が高い人や幅が広い人は注意が必要です。
同じサイズ表記でもモデルによってフィット感が異なるため、できれば試し履きをするか、口コミでサイズ感をチェックすることをおすすめします。
初心者から上級者まで!おすすめのモデル5選
ここからは、実際にランナーから評価の高いおすすめモデルを5つ紹介します。それぞれの特徴を理解して、自分にぴったりの一足を見つけてください。
以下の表に、各モデルの主な用途と特徴をまとめました。
| モデル名 | おすすめシーン | 特徴 |
|---|---|---|
| Cloudmonster | 長距離・LSD | 圧倒的なクッションと反発力 |
| Cloudsurfer | ジョグ・リカバリー | とにかく滑らかな重心移動 |
| Cloudflow | スピード練習・レース | 軽量でダイレクトな接地感 |
| Cloudrunner | 初心者・普段履き | 安定感が高く足をサポート |
| Cloud 5 | 街履き・軽い運動 | ゴム紐で脱ぎ履きが楽 |
クッション性抜群の「クラウドモンスター」
名前の通り、モンスター級のクッションを持ったモデルです。On史上最大のCloudTecパーツが搭載されており、とにかく弾むような感覚が楽しめます。
長い距離を走っても足が疲れにくいので、フルマラソンに挑戦する人や、楽しく長く走りたい人に最適です。見た目のインパクトも抜群ですね。
スムーズな重心移動ができる「クラウドサーファー」
「CloudTec Phase」という新しい技術が使われているモデルです。ドミノ倒しのようにクッションが順に潰れていくことで、驚くほど滑らかな重心移動を実現しています。
カクカクした衝撃がなく、流れるように走れるので、毎日のジョギングが心地よい時間になります。
軽快な走りが楽しめる「クラウドフロー」
軽さとスピードを重視したいなら、このモデルがおすすめです。クッション性はありつつも、地面を蹴る感覚がダイレクトに伝わってきます。
リズムよく走れるので、インターバル走などのスピード練習や、記録を狙うレース用としても活躍します。
安定感があって疲れにくい「クラウドランナー」
足首のぐらつきを抑えてくれるサポート機能がついたモデルです。着地が安定するため、筋力がまだ十分でない初心者ランナーでも安心して走れます。
クッションもしっかりあるので、これからランニングを習慣にしたい人の最初の一足として非常に優秀です。
普段履きと兼用しやすい定番の「クラウド5」
Onのベストセラーモデルといえばこれです。ランニングシューズとしての機能は持ちつつ、ゴム紐(スピードレーシングシステム)のおかげで脱ぎ履きがとても楽です。
本格的なトレーニングよりは、ウォーキングや軽いジョグ、そして普段履きとして使いたい人に絶大な人気があります。
各モデルの機能や使い心地の違い
おすすめモデルを紹介しましたが、実際に走った時の「感覚」はどう違うのでしょうか。カタログスペックだけでは分からない、ランナー目線の使い心地を掘り下げます。
用途別に3つの視点で比較してみましょう。
長距離をゆっくり走るのに向いているモデル
長い時間走り続けると、どうしても足裏やふくらはぎに疲労が溜まります。そんな時は「クラウドモンスター」や「クラウドサーファー」のような厚底タイプが味方になります。
着地の衝撃を靴が肩代わりしてくれる感覚があるので、翌日の疲れの残り方が全然違いますよ。
スピードを出して走りたい時に合うモデル
風を切って走りたい、タイムを縮めたいという時は、足の回転を妨げない軽さが重要です。「クラウドフロー」は、足が勝手に前に出るような軽快さがあります。
余分なクッションの沈み込みが少ないため、自分の力がそのまま推進力に変わる感覚を味わえます。
足のサポート機能が充実しているモデル
走っていると足が内側に倒れ込んでしまう(オーバープロネーション)傾向がある人には、「クラウドランナー」のような安定型が合っています。
靴の底が幅広に作られていたり、ガイドレールのような機能があったりすることで、正しいフォームで走り続けるのを助けてくれます。
新作モデルに見られる機能やデザインの進化
Onは常に進化を続けているブランドです。最新のモデルには、これまでの常識を覆すような新しい工夫が盛り込まれています。
最近のトレンドや技術的な進化について、少し詳しく見ていきましょう。
より厚底でクッション性が増したソール
近年のランニング界のトレンドである「厚底」化は、Onでも進んでいます。ただ厚くするだけでなく、素材の配合を変えて「軽さ」を維持しているのがポイントです。
見た目はボリューミーなのに、手に取ると「軽っ!」と驚くようなモデルが増えています。
環境に配慮したリサイクル素材の使用
Onはサステナビリティ(持続可能性)に非常に力を入れています。新作モデルの多くは、アッパー部分にリサイクルポリエステルなどの再生素材を使用しています。
環境に優しい素材を使いながらも、耐久性や通気性は以前よりも向上している点には企業努力を感じますね。
普段の服にも合わせやすいカラー展開
以前はスポーティーな色が多かったのですが、最近はアースカラーやパステルカラーなど、優しい色合いが増えています。
ベージュやグレー系の絶妙な配色は、デニムやスカートにも合わせやすく、ファッションアイテムとしての価値も高まっています。
ネット購入でも失敗しないサイズ選びのコツ
近くに取扱店がない場合、ネットで購入することもあるでしょう。しかし、Onのサイズ選びは少しコツがいります。
届いてから「きつい!」とならないために、チェックすべきポイントをまとめました。
他のメーカーと比べた時のサイズ感
一般的に、Onのシューズは日本のメーカー(アシックスやミズノなど)に比べると、横幅が少し細めに作られています。
普段履いているサイズと同じだと、窮屈に感じることがあるかもしれません。多くのランナーは、普段より0.5cm〜1.0cm大きめを選んでいます。
つま先の余裕はどれくらい必要か
ランニングシューズは、つま先に「捨て寸」と呼ばれる1cm程度の余裕が必要です。走っていると足がむくんだり、着地で足が前にずれたりするからです。
立った状態で、かかとに指一本が入るくらいの余裕があるのが理想的なサイズです。
足の幅が広い人が気をつけるポイント
足の幅が広い「幅広甲高」の人は、モデル名の横に「Wide(ワイド)」とついているタイプを探してみてください。
通常のモデルよりも横幅にゆとりを持たせて作られているので、圧迫感なく快適に履くことができます。
ランニング以外のシーンでも活躍する理由
「せっかく高いシューズを買うなら、走る時以外も使いたい」。そう考えるのは自然なことです。Onのシューズなら、そんな欲張りな願いも叶えてくれます。
なぜこれほどまでに汎用性が高いのか、その秘密に迫ります。
オフィスカジュアルにも馴染むデザイン
最近はオフィスでの服装もカジュアル化が進んでいます。Onのオールブラックやオールホワイトのモデルなら、スラックスに合わせても違和感がありません。
「仕事帰りに一駅歩いて帰る」といった健康的な習慣も、この靴ならすぐに始められますね。
紐を結ばなくていいゴム紐システムの便利さ
「クラウド5」などに採用されている「スピードレーシングシステム」は本当に便利です。ゴム製の靴紐なので、結んだり解いたりする必要がありません。
スリッポンのように脱ぎ履きできるので、日本の家屋や居酒屋の座敷など、靴を脱ぐシーンが多い場所でもストレスフリーです。
立ち仕事や旅行でも足が疲れにくい
ランニング用のクッションは、長時間立っている時にも効果を発揮します。テーマパークで一日中歩き回る時や、立ち仕事の時に履くと、足のむくみが全然違います。
旅行に行く時、歩きやすくておしゃれな靴が一足あれば、荷物も減らせて一石二鳥ですね。
シューズを長く大切に使うための手入れ方法
お気に入りの一足が見つかったら、できるだけ長く愛用したいですよね。少しのケアで、シューズの寿命は大きく変わります。
On特有の悩みも含めて、簡単なお手入れ方法を紹介します。
ソールの間に挟まった小石の取り方
Onユーザーあるあるなのが「ソールの穴に小石が挟まる」ことです。走っていてカチカチ音がしたら、小石が挟まっている合図です。
これを放置するとソールが傷む原因になるので、見つけたらすぐに手や枝などで取り除きましょう。新作では石が挟まりにくい構造に改良されてきています。
汚れが気になった時の洗い方
基本的には、ぬるま湯と中性洗剤を使って手洗いするのがベストです。ブラシで優しくこすって汚れを落とし、陰干ししましょう。
洗濯機で洗うと、せっかくのCloudTecの形状が崩れたり、接着剤が剥がれたりするリスクがあるので避けた方が無難です。
シューズを休ませるローテーションの重要性
毎日同じ靴を履くと、クッション素材が潰れたまま戻らなくなってしまいます。クッションの機能を回復させるには、24時間〜48時間の休息が必要です。
できれば2足を交互に履き回すことで、結果的に一足の寿命を延ばすことができますよ。
まとめ:自分にぴったりのOnでランニングを楽しもう
Onのランニングシューズは、ただ走るための道具ではありません。履くこと自体が楽しみになり、「もっと走りたい」という気持ちを自然と引き出してくれるアイテムです。
今回紹介した5つのモデルは、どれも個性的で魅力的なものばかりです。
- 弾む感覚を楽しみたいなら「クラウドモンスター」
- 滑らかな走りを求めるなら「クラウドサーファー」
- 普段履きも兼ねるなら「クラウド5」
まずは自分が一番ワクワクするデザインや、重視したい機能から選んでみてください。足を入れた瞬間の、あの「雲の上」のような感覚をぜひ体験してほしいと思います。
新しいシューズは、新しい景色へとあなたを連れて行ってくれるはずです。お気に入りのOnと一緒に、軽やかなランニングライフをスタートさせましょう!

